1981年(昭和56年)に登場した初代ヤマハRZ50は、49cc水冷2ストローク単気筒エンジンから最高出力7.2PSを発揮した50ccスポーツです。6速ミッション、YEIS、モノクロスサスペンション、前後18インチホイールを採用し、発売当時の価格は17万6,000円でした。
「初代RZ50は何キロ出た?」「5R2と5R6はどちらが初代?」「規制前とはどういう意味?」「今でも原付免許で乗れる?」と気になっている人も多いでしょう。
筆者にとってRZ50は、資料の中だけにある昭和のバイクではありません。初めて乗ったバイクが初期型のRZ50でした。現在あらためて当時のカタログや資料を見ると、水冷2スト、7.2PS、6速ミッションなど、50ccとして本格的な構成だったことが分かります。
この記事では1981年登場の初代RZ50に限定し、ヤマハ発動機の公式資料や当時の専門誌資料をもとに、スペック、最高速、型式、ライバル車との違い、2026年現在の中古事情や部品、公道走行まで整理します。
1985年型や1998年以降のRZ50については、1981年初代との混同を防ぐために必要な範囲だけ紹介します。
1981年初代RZ50の基本スペックを一覧で確認
| 項目 | 1981年 初代RZ50 |
|---|---|
| 発売 | 1981年(昭和56年)6月 |
| エンジン | 水冷2ストローク単気筒 |
| 排気量 | 49cc |
| 最高出力 | 7.2PS/9,000rpm |
| 最大トルク | 0.62kgf・m/8,000rpm |
| 変速機 | リターン式6速 |
| 乾燥重量 | 75kg |
| 燃料タンク容量 | 10L |
| 前ブレーキ | 油圧ディスク |
| 後ブレーキ | 機械式ドラム |
| 当時価格 | 176,000円 |
初代RZ50の基本スペックは、ヤマハ発動機のRZ50公式資料と1981年当時のカタログで確認できます。
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目次[閉じる]
- 11981年初代RZ50の基本スペックを一覧で確認
- 2昭和バイクRZ50とは?1981年初代の性能と特徴を詳しく解説
- 31981年初代RZ50の見分け方と中古価格・部品・維持のポイント
- 41981年初代RZ50のよくある質問
- 5まとめ|1981年初代RZ50は昭和を代表する水冷2スト50ccスポーツ
昭和バイクRZ50とは?1981年初代の性能と特徴を詳しく解説
この章のポイント
- 初代RZ50は1981年6月発売、当時価格は17万6,000円
- 49cc水冷2スト単気筒で最高出力7.2PS
- YEISや6速ミッションなど当時として本格的な装備を採用
- 最高速90km/hはメーカー公称値ではなく専門誌の実測例
- 1981年型は一般に「規制前」と呼ばれる世代
初代RZ50は1981年6月発売|価格17万6000円の本格50ccスポーツ
初代ヤマハRZ50は、1981年(昭和56年)6月に発売された50ccスーパースポーツです。ヤマハ発動機はRZ50について、RZ250/RZ350と同様に2ストロークマシンの魅力を追求したモデルとして紹介しています。
発売当時の価格は17万6,000円でした。単にRZ250を小さくした原付ではなく、50ccという排気量の中でスポーツ性能を追求するため、水冷エンジン、6速ミッション、YEIS、モノクロスサスペンションなどを組み合わせています。
特に注目したいのは、RZ250/350で確立された2ストロークスポーツのイメージを50ccクラスにも展開した点です。外観だけでなく、エンジンや足まわりまでスポーツ走行を意識した構成になっていました。
そのため初代RZ50は、単なる昔の原付ではなく、1980年代初頭に激化した高性能50ccスポーツを象徴するモデルの一つとして見ると特徴が分かりやすくなります。
初代RZ50は何馬力?水冷2スト49ccで最高出力7.2PS
1981年初代RZ50の最高出力は7.2PS/9,000rpmです。エンジンは49ccの水冷2ストローク単気筒で、最大トルクは0.62kgf・m/8,000rpmでした。
ヤマハの当時カタログでは、50ccスポーツに水冷2ストロークエンジンを採用した点が大きく打ち出されています。
小排気量のスポーツモデルでは高回転を多用します。そこで水冷方式を採用することで、エンジン温度を管理しやすくし、安定した性能を狙っていました。
乾燥重量は75kgです。49ccという小さな排気量ながら、軽い車体と高回転型エンジンを組み合わせたスポーツモデルとして設計されています。
カタログ燃費は30km/h定地走行テスト値で80km/Lとされています。ただし、これは一定条件で測定された数値であり、実際の道路で常に80km/L走れるという意味ではありません。
YEISとは?初代RZ50に採用されたヤマハ独自の吸気システム
初代RZ50を特徴付ける装備の一つが、YEIS(Yamaha Energy Induction System)です。
YEISは、吸気管にチャンバーを接続し、2ストロークエンジンの吸気時に生じる圧力変動を利用するシステムです。吸気の流れを安定させることで、低中速域の扱いやすさや燃費改善を狙っていました。
7.2PSという最高出力だけを見ると、高回転まで回さないと走らないエンジンを想像するかもしれません。しかしヤマハは、YEISを組み合わせることでピークパワーだけでなく、実用域での扱いやすさも考えていました。
ヤマハ発動機の技術史でも、YEISは吸気効率の安定と燃費改善を狙った技術として紹介されています。
初代RZ50は、単純に馬力を高めるだけでなく、50ccという小排気量の中で性能と扱いやすさの両立を目指したモデルだったことが分かります。
6速ミッション・モノクロス・18インチを採用した本格的な車体構成
初代RZ50が昭和の高性能原付として知られる理由は、エンジンだけではありません。
変速機にはリターン式6速を採用。リアサスペンションはモノクロス方式で、ホイールは前後18インチです。フロントには油圧ディスクブレーキ、リアには機械式ドラムブレーキを装備しています。
さらにCDI点火、分離給油方式を採用し、50ccながらスポーツモデルとして必要な装備がまとめられていました。
一方、電装は6Vです。現在一般的な12V車とは条件が異なるため、レストアや電装部品を交換するときは適合確認が必要です。
初代RZ50の魅力は7.2PSという数字だけではありません。エンジン、ミッション、サスペンション、ブレーキまで含め、車体全体でスポーツ性能を追求していたことが大きな特徴です。
初代RZ50の最高速は90km/h?メーカー公称値と実測値の違い
RZ50の最高速90km/hは、ヤマハが発表したメーカー公称最高速度ではありません。
ヤマハ発動機の1981年RZ50公式諸元には、最高速度90km/hという数値は記載されていません。
90.0km/hという数字の根拠として確認できるのは、専門誌「モーサイ」の1981年8月号で行われたテストです。同誌を振り返った記事では、RZ50が90.0km/hを記録した例が紹介されています。
同じテストでは、MB50が82.4km/h、RG50Eが87.8km/h、AR50が86.7km/hだったとされています。
そのため、正確に表現するなら「RZ50の最高速は90km/h」と断定するのではなく、「当時の専門誌テストで90.0km/hを記録した例がある」とするのが適切です。
実際の最高速度は、ライダーの体重、車両状態、タイヤ、風向き、路面などでも変化します。また、この90km/hという数字は現在の公道で走ってよい速度を示すものではありません。
昭和スタイルにはジェットヘルメットがよく似合う
写真のようなクラシックなスタイルで走るなら、レトロなデザインのジェットヘルメットが定番です。安全規格(SG・PSCマーク)の確認も忘れずに。

ジェットヘルメット似合わない人が避けるべきデザイン
旧車のスタイルに似合うジェットヘルメットの選び方。似合わないデザインを避けるポイントを解説しています。
規制前RZ50とは?1981年型と60km/hリミッターの関係
1981年初代RZ50は、一般に「規制前」と呼ばれる世代です。
ここでいう規制前とは、主に車両側で最高速度を抑える60km/h速度リミッターが導入される前のモデルという意味で使われています。
50ccスポーツの高性能化が進んだ後、1980年代前半から最高速度を抑える自主規制への対応が進みました。RZ50も1985年型では速度リミッターを装備したモデルへ変更されています。
そのため1981年初代と1985年型では、同じ昭和のRZ50であっても位置付けが異なります。
60km/hリミッターと原付の法定最高速度30km/hは別
「60km/h規制」という言葉で特に誤解しやすいのが、公道の速度制限との関係です。
車両側の60km/hリミッターと、公道における原付の法定最高速度は別です。
2026年現在も一般原動機付自転車の法定最高速度は30km/hです。1981年RZ50も、公道では一般原付の交通ルールに従う必要があります。
規制前だから公道で60km/h以上出してよい、リミッターが付いていないから高速で走ってよいという意味ではありません。
1981年初代RZ50の見分け方と中古価格・部品・維持のポイント
この章のポイント
- 5R2・5R6はネット上の表記だけで判断しない
- AR50・RG50E・MB50との比較で当時の性能が分かる
- 1985年型・1998年型とは中古価格や部品情報を分けて考える
- 45年級の旧車なので車体状態と部品の入手性が重要
- 2026年現在も49ccの一般原付として公道走行できる
初代RZ50は5R2・5R6どっち?公式カタログから違いを確認
1981年RZ50を「5R2だけ」「5R6だけ」と単純に決めるのは注意が必要です。
初代RZ50を調べると、「5R2」と「5R6」という2つの表記が見つかります。
ヤマハ発動機の1981年公式カタログでは、仕様諸元の機種コード欄に「5R6(C/W)、5R2(S/W)」と両方が記載されています。
一方、現在の中古車サイトや部品販売サイトでは、1981~1984年式をまとめて「5R2」と分類している例があります。専門媒体では1981年型を5R6として紹介している例もあります。
そのため中古車購入や部品注文では、ネット上の5R2・5R6という呼び方だけで判断せず、実車の情報を確認することが重要です。
RZ50の部品注文前に確認したい項目
- 車台番号
- 年式
- 機種コード
- エンジン番号
- 純正部品番号
- エンジン載せ替えの有無
- 過去の改造内容
旧車は長い年月の中で部品交換や改造が行われている可能性があります。「RZ50 5R2対応」と書かれた部品でも、自分の車両へ必ず装着できるとは限りません。
RZ50・AR50・RG50E・MB50を比較|1981年前後のライバル車
初代RZ50の性能が当時どの程度だったのかは、同時期の50ccスポーツと比較すると分かりやすくなります。
| 項目 | RZ50 | AR50 | RG50E | MB50 |
|---|---|---|---|---|
| 登場年 | 1981年 | 1981年 | 1980年 | 1979年 |
| 冷却方式 | 水冷 | 空冷 | 空冷 | 空冷 |
| 最高出力 | 7.2PS | 7.2PS | 7.2PS | 7.0PS |
| 変速機 | 6速 | 6速 | 5速 | 5速 |
| 乾燥重量 | 75kg | 約72kg | 73kg | 78kg |
| 当時価格 | 176,000円 | 153,000円 | 139,000円 | 136,000円 |
RZ50とAR50はいずれも7.2PS・6速ですが、RZ50は水冷エンジンを採用していた点が特徴です。
RG50Eも7.2PSを発揮しましたが、空冷エンジンと5速ミッション。MB50は7.0PS・5速でした。
前述した1981年当時の専門誌テストでは、RZ50が90.0km/h、RG50Eが87.8km/h、AR50が86.7km/h、MB50が82.4km/hを記録しています。
初代RZ50について「当時速かった」と語られる背景には、こうした同時代のライバルとの比較があります。
なお、比較対象としてホンダMBX50を挙げる記事もありますが、MBX50は1982年登場です。1981年のRZ50発売時点で比較するなら、HondaはMB50を基本に考えた方が時系列として分かりやすくなります。
1981年・1985年・1998年RZ50の違い|中古検索では年式確認が重要
1981年初代RZ50と、1985年型、1998年以降のRZ50は分けて考える必要があります。
| 項目 | 1981年型 | 1985年型 | 1998年型 |
|---|---|---|---|
| 位置付け | 初代 | 初代系の仕様変更 | 復活モデル |
| 最高出力 | 7.2PS/9,000rpm | 7.2PS/9,000rpm | 7.2PS/10,000rpm |
| 車両重量 | 75kg | 76kg | 80kg |
| 主な特徴 | 規制前世代・前後18インチ | 速度リミッター・カウル装備 | 新設計フレーム・セルスターター |
| 当時価格 | 176,000円 | 193,000円 | 249,000円 |
1985年型は初代の基本構成を受け継ぎながら、速度リミッターやカウルなどを装備したモデルです。
一方、1998年型はヤマハが新設計フレームを採用して復活させたRZ50で、セルスターターやスポークホイールなども採用しています。
中古価格や部品情報を検索するときに「RZ50」とだけ入力すると、複数世代の情報が混在します。1981年初代を探す場合は年式まで確認することが重要です。
初代RZ50の中古価格は?1981年式は流通台数が少なく相場を断定しにくい
1981年式RZ50は流通台数が少ないため、現在の相場を一つの金額で断定するのは難しい状態です。
2026年9月時点で確認できる業者間オークションデータでは、1981年式RZ50の直近12カ月の取引は非常に少なく、16万円台から17万円台の取引例が確認されています。
ただし、これは中古販売店の店頭価格ではありません。業者間市場での取引価格と、整備や保証などを含む中古販売価格は分けて考える必要があります。
さらに45年級の旧車では、年式だけで価格を比較するのも難しくなります。
- 本当に1981年初代か
- 実働車か不動車か
- 純正外装が残っているか
- 純正マフラーが残っているか
- 燃料タンク内部の状態
- エンジン修理・オーバーホール歴
- 改造内容が確認できるか
- 登録に必要な書類があるか
- 予備部品が付属するか
特に注意したいのは、RZ50全世代の中古価格を1981年型の相場として判断しないことです。1985年型や1998年以降のモデルが混在している中古車サイトでは、価格幅が大きくなります。
初代RZ50を買う前に確認したい故障・レストアのチェックポイント
旧車のメンテナンスには、まずケミカル用品を
キャブレターの汚れや燃料タンクのサビは、長期保管された旧車によくあるトラブルです。キャブクリーナーや防錆スプレーを常備しておくと安心です。
1981年RZ50を現在購入するなら、車種固有の弱点だけでなく、45年級の旧車としての状態確認が重要です。
エンジンがかかるというだけで購入を決めず、冷間始動、アイドリング、異音、冷却系、ブレーキ、電装まで確認した方が安心です。
- 冷間時にエンジンが始動するか
- アイドリングが安定するか
- 異常なエンジン音がないか
- キャブレターから燃料が漏れていないか
- 2ストオイル供給系が正常か
- ラジエーターやホースから冷却水漏れがないか
- 燃料タンク内部に強い錆がないか
- フロントフォークからオイル漏れがないか
- 前後ブレーキが正常に作動するか
- ヘッドライトやウインカーなど6V電装が正常か
- タイヤの製造年が古すぎないか
- チェーンやスプロケットが摩耗していないか
2ストロークエンジンでは排気から白煙が出ることがあります。白煙があることだけで故障と判断せず、量やオイル消費、エンジンの状態なども含めて確認してください。
RZ50の部品は今も手に入る?純正・社外・中古部品の現状
初代RZ50の部品はすべて廃番というわけではありませんが、何でも新品でそろうわけでもありません。
2026年時点でも、1981~1984年RZ50向けとして、ガスケット、ピストン関連、チェーン、スプロケット、ブレーキ関連など複数の社外補修部品を検索できます。
ヤマハ発動機もオンラインで部品情報検索を提供しており、一部のヒストリックモデルは機種名や車台番号からパーツカタログを確認できます。
ただし、パーツカタログに掲載されていることと、現在も新品で供給されていることは別です。
特に純正外装や当時物の専用品は、中古部品を探す必要が出る可能性があります。
購入前には「消耗品や補修部品の一部は探せるが、必要な部品がいつでも新品で手に入るバイクではない」と考えておく方が現実的です。
初代RZ50は今も乗れる?2026年現在も原付免許で公道走行可能
1981年RZ50は、2026年現在も原付免許で公道を走ることができます。
2025年4月から新基準原付制度が始まりましたが、従来の50cc以下の原付が使用禁止になったわけではありません。
1981年RZ50は排気量49ccなので、従来型の一般原動機付自転車として扱われます。
- 法定最高速度は30km/h
- 条件に該当する交差点では二段階右折
- 二人乗りは禁止
- ヘルメットの着用が必要
50cc以下の軽自動車税(種別割)は年額2,000円です。
また、2026年9月25日時点で国土交通省が案内している125cc以下の原動機付自転車の自賠責保険料は、離島・沖縄県を除く一般地域で12カ月6,910円です。
税額や保険料、制度は変更される可能性があります。実際に登録や保険契約を行う際は、自治体、警察、国土交通省などの最新情報を確認してください。
初代RZ50はなぜ今も人気?昭和のゼロハンスポーツを象徴する一台
初代RZ50が現在も注目される理由は、単に昔の速い原付だからではありません。
1979年のホンダMB50、1980年のスズキRG50E、1981年のカワサキAR50など、各メーカーが50ccスポーツの性能を競っていた時代に、RZ50は水冷2ストローク、7.2PS、6速ミッション、YEIS、モノクロスという構成で登場しました。翌1982年にはホンダMBX50も登場し、ゼロハンスポーツの高性能化はさらに加速していきます。
筆者自身、初めて乗ったバイクが初期型RZ50でした。当時はスペック表を細かく意識して乗っていたわけではありませんが、現在あらためて公式資料を確認すると、50ccにこれだけ本格的な装備を盛り込んでいたことに驚かされます。

XJR400の中古相場が高騰中!安い理由と今後の値上がりを徹底解説
旧車の相場が上がっているのはRZ50だけではありません。ヤマハXJR400の中古相場高騰についても解説しています。
当時の専門誌テストで90.0km/hを記録した例があることからも、1980年代初頭の50ccスポーツがどこまで高性能化していたかが分かります。
その後は速度リミッターを備えたモデルへ移行し、50ccスポーツを取り巻く環境も変化しました。
1981年初代RZ50は、そうした変化が起きる前の時代を知ることができるモデルでもあります。
現在購入するなら何km/h出るかだけではなく、昭和の2スト技術、RZシリーズの歴史、当時のゼロハンスポーツ文化まで含めて楽しめるかを判断基準にするとよいでしょう。
1981年初代RZ50のよくある質問
FAQのポイント
- 5R2と5R6の違い
- 最高速90km/hの根拠
- 規制前と60km/hリミッターの意味
- 1985年型・1998年型との違い
- 現在の免許や部品事情
初代RZ50は5R2と5R6のどちらですか?
ヤマハの1981年公式カタログには、機種コードとして「5R6(C/W)、5R2(S/W)」の両方が記載されています。部品注文や車両確認では、5R2・5R6という呼び方だけで判断せず、車台番号や純正部品番号まで確認するのが安全です。
1981年RZ50には60km/hリミッターがありますか?
1981年初代は一般に規制前と呼ばれる世代です。RZ50では1985年型に速度リミッターを装備したモデルが確認できます。
初代RZ50は本当に90km/h出たのですか?
90km/hはヤマハのメーカー公称値ではありません。当時の専門誌テストで90.0km/hを記録した実測例があります。
規制前RZ50なら公道で60km/h出してもいいですか?
いいえ。車両側の速度リミッターと道路交通法上の最高速度は別です。一般原付の法定最高速度は30km/hです。
初代RZ50と1985年型RZ50は同じですか?
基本構成には共通点がありますが、1985年型では速度リミッターやカウルなどが追加されています。1981年初代を探している場合は年式を確認してください。
1998年RZ50と1981年初代は同じ車体ですか?
同じではありません。1998年型は新設計フレーム、セルスターター、スポークホイールなどを採用した復活モデルです。
初代RZ50は現在でも原付免許で乗れますか?
はい。1981年RZ50は49ccなので、現在も従来型の一般原付として原付免許で運転できます。
RZ50のカタログ燃費80km/Lは実燃費ですか?
80km/Lは30km/h定地走行テスト値です。実際の燃費は車両状態、道路状況、運転方法などで変わります。
初代RZ50の部品は今でも手に入りますか?
ガスケット、ピストン関連、チェーン、スプロケットなど一部の補修部品は現在も探せます。ただし純正外装を含め、すべての部品が新品で入手できるわけではありません。
まとめ|1981年初代RZ50は昭和を代表する水冷2スト50ccスポーツ
この記事の要点
- 初代RZ50は1981年(昭和56年)6月に登場
- 発売当時の価格は17万6,000円
- 49cc水冷2ストローク単気筒エンジンを搭載
- 最高出力は7.2PS/9,000rpm
- YEISを採用
- 変速機は6速
- モノクロスサスペンションを採用
- 前後18インチホイールを装備
- 専門誌テストでは90.0km/hを記録した例がある
- 90km/hはヤマハのメーカー公称最高速度ではない
- 1981年型は一般に規制前と呼ばれる世代
- 5R2・5R6は公式カタログでも両方の機種コード表記がある
- 同時代のライバルにはAR50・RG50E・MB50などがある
- 1985年型や1998年以降のRZ50とは分けて中古相場を見る
- 2026年現在も従来型一般原付として公道走行できる
1981年初代RZ50を現在選ぶなら、単に速い旧車だからという理由だけでなく、水冷2スト、YEIS、6速ミッションなど当時の技術と、昭和のゼロハンスポーツ文化を楽しめるかを判断基準にするとよいでしょう。
中古車を購入する場合は、年式や5R2・5R6という表記だけで判断せず、車台番号、エンジン、冷却系、6V電装、タンク、ブレーキ、部品の入手性まで確認することが重要です。
この記事を書いた人:KickTrend編集部
1981年式のRZ50にハマったのがきっかけでバイクの世界に足を踏み入れ、そこから電動自転車やモペット、キックボードなど身近なモビリティ全般にも興味を広げてきました。交通ルールや選び方をわかりやすく発信しており、法改正や制度変更があった際は、公的な情報をもとに内容を随時見直しています。







